TKC海外ビジネスモニター

グローバル経営の“見える化”を支援
海外展開企業の悩みを解決する「海外ビジネスモニター」

TKC海外ビジネスモニター(OBMonitor)

海外会計システムを選ばず、仕訳情報をそのままアップロード!

海外ビジネスモニターの特長

1.海外子会社の最新業績を日本からいつでも確認可能

  • 変動損益計算書

海外子会社の最新業績を「変動損益計算書」により一目で確認できます。これにより予算計画の進捗状況や前年実績との差異を一目で把握できます。

  • マネジメントレポート設計ツール

「海外ビジネスモニター」で収集したデータを利用し、Excel上でオリジナルの業績管理資料を簡単に作成できます。一度作成した業績管理資料は、Excelを開くだけで最新データへ自動更新されるため、海外子会社からのデータ収集、各種報告資料作成までのプロセスの業務負荷を大幅に軽減できます。

2.すべての取引を日本語で確認可能

  • 全ての取引を確認

海外子会社の財務データを科目残高、元帳、会計伝票まで掘り下げて確認できます。これにより、限界利益率の改善に貢献した売れ筋商品や、変動費・固定費の増減要因等を検証できます。

  • 翻訳機能

海外子会社の仕訳データ(勘定科目・取引先名・部門・元帳摘要)を日本語・英語に切り替えて確認でき、“見える化”“分かる化”を実現します。60言語以上のテキスト情報を翻訳できます。

3.ミス・不正の発見と牽制を支援

仕訳データの全件分析によりミス・不正の発見を支援します。膨大な仕訳データをデジタルに分析し、要注意仕訳を抽出します。現地往査前、"当たり"を付ける際に効果的です。

  • 整合性確認

「海外ビジネスモニター」に読み込んだ仕訳データから集計した科目残高と海外会計システムの試算表上の科目残高が一致するかを確認できます。これにより、過去データの遡及修正や仕訳によらない科目残高の直接修正を発見でき、財務データの信頼性向上につながります。

4.海外子会社の負担を軽減

  • スピーディーな立ち上げ

グローバルERP等の導入は不要。海外会計システムを選ばず仕訳データを連携できます。海外子会社では現在利用中の会計システムや日々の経理業務を変更する必要がありません。

  • 安全・安心・安価なクラウド

「海外ビジネスモニター」は、インターネットが使える環境であれば、どこからでもアクセス可能です。現地社長・駐在員と同じ画面を見ながらやりとりができ、より迅速かつ正確な情報共有を実現します。

内部監査支援機能

CAAT(コンピュータ利用監査技法)の手法を取り入れた、仕訳データを全件デジタルに分析する機能により要注意仕訳を抽出します。これにより、海外子会社のミスや不正の発見・牽制を支援します。

チェック項目内 容効 果
要注意仕訳の抽出
TKC独自の条件(日本では発生頻度の低い科目の組み合わせ)に該当する仕訳を抽出します。
注意を要する仕訳の発見
重複仕訳のチェック会社別勘定科目、部門、取引金額および現地取引先名が重複している仕訳を確認します領収書の二重利用等の発見
前月・当月取消仕訳の抽出当月内での取消仕訳や、月をまたいだ取消仕訳を確認します押込販売や架空売上等の発見
最大(最小)取引金額の相対評価勘定科目ごと、または現地取引先ごとに最大(最小)取引金額を抽出し、その次に大きい(小さい)取引金額との比較(次点比)、および前年同期における最大(最小)取引金額との比較を行います桁数の入力ミスや異常価格取引等の発見
科目組合せ別取引の確認前年に存在しない科目の組合せや、前年には存在したが当年には存在しない科目の組合せを確認します。・勘定科目の入力ミス等の発見
・取引件数の前年比較により、決算整理仕訳のモレ・ダブリ等の発見
入力日・入力者別仕訳の確認
休日に入力した取引や、経理責任者等が直接入力した取引を容易に確認できます。
不正な仕訳入力の発見
新規科目、部門、現地取引先指定期間内の仕訳から自動追加された会社別勘定科目、部門および現地取引先を確認します・与信手続きを経ずに取引を開始した得意先等の発見
・架空の従業員、銀行口座等の発見
現地取引先ランキング取引金額での現地取引先のランキングを確認します特定の得意先や仕入先への依存度を確認
売掛金残高の確認売掛金残高、未回収額および未回収月数を取引先ごとに確認します・入金が滞っている得意先の確認
・売掛金回収のラッピング等の確認
売掛金取引の確認売掛金の発生額(借方)・入金額(貸方)の差異および最新入金日等を現地取引先ごとに確認します入金が滞っている得意先等の確認
生産性分析売上数量あたりの売上高や1人あたりの人件費等から異常取引を発見します・循環取引による売上単価の減少等の発見
・在庫や現金の横領等の発見
ベンフォード分析取引金額の先頭数字の発生率について、ベンフォードの法則(自然的に発生する数値の法則)と比較します人為的に作成したデータの発見

安全・安心・便利を実現するクラウドサービスの拠点TKCデータセンター(TISC)

平成15年10月の開設以来、TKCでは、当事務所とその関与先企業、地方公共団体、中堅・大企業が、安全かつ安心なICT環境で情報システムを利用し、万一の事態にも業務を維持・継続させることができるようTISCを運営しています。

その最大の特長は、災害に強い堅牢な建物や最高度の情報セキュリティ対策などインフラ面の整備に加え、TKC社員が24時間365日サービスの稼働状況を監視するなど運用面でも万全な体制をとっていることです。このTISCを拠点として、“ 安全・安心・便利”なクラウドサービスを提供しています。

認証取得への取り組み

TKCデータセンター(TISC)では、お客さまが業務を委託される際に客観的な評価ができるよう、ISOなどの標準規格の認証を取得しています。

  1. ISO/IEC27001:情報セキュリティマネジメントシステム認証
  2. ISO/IEC27017:ISMSクラウドセキュリティ認証
  3. ISO/IEC27018:パブリッククラウド環境における個人情報保護認証
  4. ISO/IEC20000:ITサービスマネジメントシステム認証
TKCデータセンター(TISC)

当事務所がシステムの導入を支援します

当事務所が、システムの導入から運用までサポートすることで、貴社のご要望にきめ細やかに対応します。